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025.滑稽
滑稽っていう字面が好きです。
滑る稽古?
って思ったので、「稽」の字の意味を調べてみました。
「稽」=1 とどまる。とどめる。一定のところまでとどいてとまる。とどこおる。
2 かんがえる。よせあわせてかんがえる。
3 比べる。比較する。 By 漢字源
ちなみに、滑稽とは「なめらかな表現で人を自分のペースにのせる才人。また、おどけの知恵」(By漢字源)なんですってよ。
滑稽っていうと、私は、なぜか「べろだしちょんま」や「道化師(ピエロ的な)」を思い出します。
一生懸命知恵を絞って、人を笑わせること。
まぁ、侮蔑的に使うこともありますけれど。
人を笑わせるために身体を張る、命をかけるってすごいですよね(芸人の熱湯風呂などは入りませんよ)。
そう思うと、最近のお笑いって、ネタとして面白いものも当然混じってる玉石混淆なんですけれど、スタジオ内で雰囲気で笑っているっていう感じがしてなりません。
昔は下品だなぁ〜って思っていた、ドリフも、ものすごく綿密な、アドリブに見えるものにこそ細心の注意を払っていたっていうのが、大人になるとわかるな〜っていうのがあるんですけれど。
今、私がいる職場って、おやじギャグがすごいんですけれど、おやじギャグもハイセンスなものって、言う方も受ける方も、ものすごく頭の回転が必要なんだな。
言葉っていうものに、ものすごく注意を払ってないと言えないものなんだなって感じるようになりました。
「笑い」って、やっぱり知性と、センス。そして、相手に笑って欲しいっ! 笑顔って大事だよねっ! っていう気持ちが大事なんだなって思います。
2014年08月21日
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