022.空想

 空想って、すごくいい言葉だと思います。
「空」に「想い」を詰めるというか、遊ばせる。
そんな素敵な解釈も可能だと想うのです。

逆に空想と混同されがちなのが、妄想だと思うのですが、どうでしょうか。
基本的に「妄想」も嫌いではありませんが。

 ただ、妄想は「妄りに思う」ということで、負の要素だったり、いやらしいイメージもつきまとうのでは? と個人的には思います。


 空想というのが、心の翼を広げてどこまでもどこまでも無限に想いを拡げていくものであるならば、妄想は自分の奥底まで降りていって欲望とか、願いとかそういったものを反芻する作業のような気がします。


 では、私のように架空の物語を紡ぐ作業はどちらに属するのでしょうか。
 これまた個人的見解ですが、私にとっては「半々」かなという気がします。
 世界観を広げるという意味で、「空想」。
 そして、現実の自分には難しいけれど、お話の中の脳内キャラクターたちには実現させたいという「妄想」。
 この二つがうまく絡み合うと、素敵なファンタジー小説がかけるのかな?と思います。
 日々精進ですな〜。

2010年09月23日
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