021.美しい許嫁


 「許嫁」。
嫁ぐことを許されたもの。
そんな相手がいる人って、現在日本にどのくらいいるのでしょうか。
すごいですよね。
生まれたとき(とは限りませんが)、すでに結婚相手が決まっているという状況。
私にとっては、すごく想像のつかない状況です。
 とはいえ、この「生まれる前から」とか、本人たちの意志が介在しない、というところで、推理小説だったり恋愛だったりで、物語の素材としてはよく遣われるのでしょうね。


 許嫁がいる人っていうのは、どういう気持ちなのでしょうか。 ほかに好きな人が出来ちゃったりしないんでしょうかね。
当たり前のように一緒にいる。
 だって、そんなに遠く離れた人とは許嫁にはなりませんよね。
 それが、「当たり前」というのがおかしいと気付いたら……っていうところで、ドラマが生まれるんでしょうね。


 しかし、自分に「美しい」許嫁がいた場合はどうなるのか。
 これまたドラマな人生なのか、当たり前の「平凡」と思うのかの分かれ道ですね。


2010年09月23日
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