018.馴染み

 『馴染みのお店』という空間に、憧れます。
 気のおけない喫茶店を開拓できるといいな、と思うのです。
 休日に本を読みに行ったり、何か文章を書いたり。
 そういうことが気楽に出来るところがいいですね、家からも近くて。
 小心者のせいか、どうしてもスターバックスなどで長居をすることに、遠慮をしてしまいます。
 友人とお茶をしていても、混んでいたりすると「そろそろ出ようか?」と言ってしまいます。
 お店の人にご挨拶をして、紅茶を一杯。
 そして、おもむろに本を開く、もしくはノートを広げる。
 そういうのがいいのです。
 他には定食屋さんとかでしょうか。
 父が単身赴任をしていたりすると、馴染みの定食屋さんがあれば、健康面も安心かな、と思ったり。
 もっとも、うちの父は外食を嫌うので、あんまり意味はないのですが。

 自分の指定席のような、隅っこにこっそりと座っていられて、お店のご主人もいらぬ詮索をしたり、お喋りをしたりせず、のんびりと過ごせる空間。
 そういう「馴染み」の場所があるといいな〜って思います。

 「馴染み」

 馴染みと馴れ合い区別しよう

 べったりくっつくこととは違うよね
 いつも喋ることとも違うよね

 親しき仲にも礼儀あり
 互いの気持ちを思いやる

 それがほんとのお馴染みさん
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