06. Dream(夢)



 かつて夢とは
 寝てから観るものでした
 すこぉし不思議なものでした
 毎日の楽しいこと
 毎日出会う未知のものへの
 期待と喜びに満ち溢れていているものでした
 
 かつて夢とは
 醒めてから夢と知るものでした
 やや滑稽で
 それでいてリアルで
 叶わぬ願いを
 不安や恐怖を
 人に知られぬように
 自分でも忘れるように
 胸の奥底に仕舞い込むものでした
 
 今夢とは
 起きて追いかけるもの
 毎日努力して叶えるものとなりました
 もちろんかつての夢もあるけれど
 毎日
 時には間をおいて
 それでも追い求めてやまぬもの
 それがDream
 「夢」となりました

 人には荒唐無稽でも
 自分が望む道を歩くため
 今日も夢を追いかける
 
2010年09月23日

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