051. さようなら



 昔、管理職が、送別の場所で、「人はありがとうの数だけ優しくなり、ごめんなさいの数だけ賢くなり、さようならの数だけ愛を知る」という言葉を紹介してくれました。
 素晴らしい言葉だな〜って思います。
 人に自然と感謝する気持ちを持つこと、それは、他の人のよいところを見ることになるし、自分を振り返って、幸せだな〜って思えることに通じます。
 ごめんなさい、という言葉は、自分の非を認め、相手を思いやり、そして、次は失敗しないぞと決意して自分を高めることに通じます。
 そして、さようなら……。
 人との別れはない方がいいに決まってますが、お別れのない出会いはほぼありません。
 もう会えない、いつもと違う生活がくると思うと、その人をどれだけ大事に思っていたか、その人がどれだけ自分を愛してくれていたかを知るということなんでしょうね。
 本当に素敵な言葉だと思います。
 映画監督 大林 宣彦さんの言葉だそうです。

2015年03月06日
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